ヒューマンバリューヘルスクラブの誕生
| ある学問とある人物との出会いが、私の医師としての人生を180度変えました。NPO法人沖縄ヒューマンバリューヘルスクラブは、この奇跡的な二つの出会いが作り出した「栄養健康法」を学び実践するための草の根運動です。 自らが医師であり、糖尿病、高血圧、肥満を患う患者でもある私は、西洋医学の知識に基づき私自身を薬漬けにして治療することで、それが最良の策であると信じていました。しかしそれは、やむを得ない処置であって、最良の治療ではないと教えてくれたのが「分子整合医学」という新しい学問でした。そこには食事のひずみが「細胞の栄養障害」を引き起こし、様々な病気が引き起こされるという科学的根拠が多くのデータにより示されていました。そして、食をただすことにより慢性疾患が治ると記されていました。 私自身が、その教えに基づいて食事の改善を実践することにより、肥満が解消され、血圧が正常化し、血糖値も正常に戻りました。もちろん薬は一切使わずに、です。私は、この素晴らしい体験を一人でも多くの人に伝えたいと考え、とりあえず自分のクリニックで「栄養外来を始めました。 時を同じくして、健康おたくのインド人、サーカーランジャン氏との出会いがありました。彼は私に向かってこういいました。「先生達ドクターは、病気の専門家だけど、健康については素人ですね」、カチンと来た私に続けて彼はこういいました。「もし先生が外に出て、健康のことを実践するならば、私も皆さんも喜んでついていきますよ!」、少し変な日本語に「それならやってやろうじゃないか!」と切り返し、売り言葉に買い言葉でヒューマンバリューヘスルクラブは誕生しました。 まずは毎週土曜日の早朝、那覇の新都心公園を歩くことから始めました。ただ歩くのではなく、必ずミニレクチャーを開いて栄養の知識を広めることにしました。2人+αで始めたウォーキングは徐々に仲間を増やし、1年後には数十名が参加するようになりました。そして草の根の運動が認められ、平成20年6月にはNPO法人格を取得し、沖縄県の「チャーガンジュウ応援団」にも登録されました。現在では、土曜日のウォーキングはもちろん、栄養講演会や、年3回のファスティング道場を定期開催して、健康の輪を広げています。何故これだけ医学が進歩しているのに、癌や糖尿病、アレルギーや自閉症などの疾患が増え続けるのか疑問に思いませんか? 小児肥満外来や小児糖尿病外来という診療科に疑問を持ちませんか? 成人病と言われた生活習慣病がどうして子供に発症するようになったのでしょうか? その大きな原因が毎日の食事にあることを皆さんはご存じですか? 今の食生活に少しでも疑問を抱いたのなら、一緒に歩きながら、新しい栄養学を学んでみませんか? 私達は、毎週土曜日、那覇の新都心公園を歩いています。 初代理事長 新垣 実 |
NPO法人沖縄ヒューマンバリューヘルスクラブ